静岡県三島市
感動の瞬間に行ってみた!百合ヶ浜編
2023.03.16
『ヨロンブルーの海で幻の白い砂浜「百合ヶ浜」を見つける旅』
そのとき、その瞬間でなければ決して出会えない日本の絶景を紹介する「感動の瞬間」シリーズ。この記事では、日常や普段の旅行ではなかなか見ることのできない感動スポットに、ふるさとLOVERSナビゲーターが旅人となって訪問。その土地に旅がしたくなる周辺情報と一緒に、みなさまをご案内します。今回の感動の瞬間は、鹿児島県与論町にある、人生で一度は見たい絶景と言われる幻の白い砂浜「百合ヶ浜」がテーマです。
おすすめモデルコース
1日目
- 13:00 Cafe Cocoのゆったり空間でおいしいランチタイム
- 15:00 ギリシャ旅行気分を味わえるプリシアリゾートヨロンへ
2日目
- 10:00 感動!幻の白い砂浜、百合ヶ浜で最高の体験
- 12:00 オリジナルのお土産を買うならオーシャンマーケットがおすすめ
「感動の瞬間×百合ヶ浜」
なにもない、ただそこに海があるだけ。それでもずっとそこにいたくなる、何度も帰ってきたくなる。一度訪れた人の多くがそう感じてしまう鹿児島県の与論島。「なにもないのが与論島のいいところだ」と言わしめる、不思議な魅力のある与論島のおすすめ旅プランをご紹介します。
13:00 Cafe Cocoのゆったり空間でおいしいランチタイム
旅のスタートは島のカフェでのランチから。与論島は小さい島ですが、おいしいカフェが意外とたくさんあるんです。今回は、町の繁華街にある「Cafe Coco(カフェ ココ)」へ伺いました。白いギリシャ風の建物の外観がとてもおしゃれ。お店のまわりや中には観葉植物がたくさんあり、店内は明るくて、とても落ち着く空間です。
訪ねたのは11月の終わり。店内はクリスマスの飾り付けがされていました。季節によって飾り付けがかわるのもお店のこだわり。店内の一角には、島の作家さんの手作りアクセサリーの販売もあり、食事以外の楽しみもあるのがうれしいですね。
さっそく、人気ナンバーワンのナシゴレン&鶏の唐揚げチリソースのワンプレートランチを注文!味だけでなく、目でも楽しめるように色合いにもこだわっています。プレートはやや大きめ。量が多くて食べ切れるか心配になりましたが、食べ始めるとその素材の味を生かした優しい味に感動。食材のバランスもよいので、ぺろりといただけちゃいます。
食後、必ず食べてほしいのがデザートです。季節やイベントに合わせたメニューは見た目もかわいくて、ランチでおなかいっぱいになっても別腹です。今回は、秋ということで栗のデザートをチョイスしました。
店内は広くて開放的ですが席数が少なく人気のお店ですぐ満席になってしまうので、予約して行くことをおすすめします。
施設情報はこちら
施設名
Cafe Coco
住所
鹿児島県大島郡与論町茶花229-11
電話番号
0997-97-3885
営業時間
11:00~15:00(L.O14:00)
休業日
不定休
※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
15:00 ギリシャ旅行気分を味わえるプリシアリゾートヨロンへ
宿泊は、与論島最大のリゾートホテル「プリシアリゾートヨロン」へ。与論島がギリシャのミコノス島と姉妹都市ということもあり、施設全体が白を基調としたギリシャのような雰囲気で、まるで海外旅行に来ている気分です。
敷地内にレストランやカフェがあり、プライベートビーチでマリンレジャーを楽しむこともできるので、一日中飽きずにたっぷり遊ぶことができます。プライベートビーチにはピンクのかわいいブランコもありました。
オーシャンビューの部屋は、朝起きると目の前に海が広がり、感動すること間違いなし。冬は部屋からくじらが見えることもあるそうですよ。
施設情報はこちら
施設名
プリシアリゾートヨロン
住所
鹿児島県大島郡与論町立長358-1
電話番号
0997-97-5060
※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
10:00 感動!幻の白い砂浜、百合ヶ浜で最高の体験
2日目のスタートはこの旅のメインから。与論島といえば、やっぱり幻の白い砂浜「百合ヶ浜」が一番人気の観光スポットです。百合ヶ浜とは、与論島の東側、大金久(おおがねく)海岸の沖合い約1.5kmのところに浮かぶ砂浜。歩いて渡るのは難しく、ボートやSUPに乗って渡ります。
百合ヶ浜を訪れる人はリピーターも多く、「浜が出る前や浜の周囲の海の色が好き」という人も多くいらっしゃいます。与論島の海をヨロンブルーと言いますが、「特に百合ヶ浜のまわりこそがヨロンブルーだ」と言う人もいるほど。ヨロンブルーはエメラルドグリーンやラムネ色、クリームソーダ、入浴剤を入れたお風呂といった感じで表現されるほど美しい色なのですが、ぜひ自分の目で確かめてみてください。
百合ヶ浜へは、大金久海岸や皆田(みなた)海岸から、グラスボートやSUPなどに乗って行くのですが、途中、ウミガメやたくさんの熱帯魚に出会うことがあります。グラスボートの船長さんはウミガメ探しの達人!自分の目には岩も全部ウミガメに見えます。近くには珊瑚の森があり、シュノーケルツアーも人気です。
キラキラと光るヨロンブルーに感動して、写真や動画を撮る指を止めることができず、スマホのアルバムは青い海だらけになるのですが、後から見るのがまた楽しみです。でも、実際に自分の目で見た青さが写真では伝えきれてないので、やっぱり本物を見てほしいです。
実は、百合ヶ浜は、春から夏にかけて中潮から大潮の干潮時だけ姿を現す幻の砂浜。実は冬にも出現するときがありますが、ヨロン島観光協会のホームページに掲載される「百合ヶ浜出現予定日」に出るとは限りません。あるときは浜が1つしか出なかったり、またあるときは3つも浜が出たりすることもあります。百合ヶ浜は、台風や季節風のや波の影響によって砂が盛り上がって姿を現す砂浜なので、天候にもその姿やタイミングが大きく左右されるのです。
運がよければ、百合ヶ浜に一番乗りして、一番最初に足跡をつけることができます。百合ヶ浜には、「年齢の数だけ星砂を拾えば幸せになれる」という言い伝えがあります。手に砂を押し付けて、手のひらについた砂の中から星砂を探してみませんか。大人になるにつれて、歳の数の星砂を探すのはなかなか大変ですが、探し始めると夢中になってしまいます。
百合ヶ浜では、波の流れによってできる美しい砂紋が見られます。自然の作り出す芸術です。特に何をするでもなく、ただ、そこにいるだけで贅沢な時間が流れて、いつのまにか時間がたっています。あまりの美しさに日常を忘れてしまう場所です。
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施設名
百合ヶ浜
住所
鹿児島県大島郡与論町東海上
問い合わせ
0997-97-5151(ヨロン島観光協会)
※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
12:00 オリジナルのお土産を買うならオーシャンマーケットがおすすめ
百合ヶ浜を満喫した後は、お土産を探しに、中心街にあるオーシャンマーケットへ。お弁当やお菓子、お酒などのほかに、店オリジナルのお土産がたくさんそろっています。
店長の嶺大輝(みね たいき)さんによると、一番人気は与論島の天然塩を使った3種類の香りから選べるバスソルト。天然塩を使ったバスソルトなので、デトックス効果や代謝アップ効果が期待できます。冷えた体がとてもあたたまりますよ。
与論島の塩やキビ砂糖(サトウキビを原料とした砂糖)を使ったヨロンアイスも人気。現在までに15種類のアイスが販売されていて、常に新しいフレーバーを開発中です。特に人気ですぐ売り切れてしまうのが、与論島産の島バナナを使ったプレミアム島バナナミルク。甘味と酸味が強い島バナナの濃厚な味わいがクセになること間違いなし。台風によって収穫量が変わるので、とても貴重な島バナナ。見かけたら食べることをおすすめします。
オーシャンマーケットは、深夜24時まで営業しているのでとても便利。お土産をたくさん買っても、お店から荷物を送ることもできますよ。
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施設名
オーシャンマーケット
住所
鹿児島県大島郡与論町茶花34-4
電話番号
0997-97-4188
営業時間
8:00~24:00
休業日
年中無休
※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
ただそこでなにもせず、ぼーっとする贅沢が許される場所。「また来たい」ではなく、まるでふるさとのような「帰ってくる」という感覚になる場所。初めて来たのに懐かしく思ってしまう場所。そんな与論島の中で、百合ヶ浜は行くたびに姿を変え、何度でも感動を味わうことができます。心も体も癒やされる、そんな島旅を満喫してみてはいかがでしょう。
地域ナビゲーター
九州支部 地域ナビゲーター
おき はなえ
山口県出身、与論島に移住して16年。ブログ、ツイッター、インスタグラムなどのSNSで与論島の情報発信をしています。島のオリジナル商品を作ったり、観光ガイドや写真を撮ったり、旅のお手伝いもしています。